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先輩たちの声

VOICE01

編集局経済部

ともなが・ほなみ

朝長 穂奈美

2016年入社、同志社大学卒

『あの記事読んだよ』がやりがい

 「このお店、来月で閉まるんやって」「やね、新聞に書いてあったねぇ。びっくりやわ」。
 先日、取材のため、商業施設を歩いていると、女性たちのこんな会話が聞こえてきました。その記事は私が取材を担当したもので、読者の方に伝わっているということを実感しました。
 北國新聞社で働く楽しさ、やりがいは、このように、地元の人に情報が伝えられるところです。当たり前と思われるかもしれませんが、ここまで読んでもらえている新聞は、他にはないと思っています。取材相手には度々「新聞を読んだ人がお店に来てくれたよ。ありがとう」と言われます。記事が人を動かすきっかけになっていることをうれしく思う一方、間違った原稿を載せることはできないと気を引き締めています。
 私が所属している経済部の取材対象は地元企業で、新しい事業や、新業態店や新工場の投資などの話題を紹介します。取材のポイントは、その企業のトップに話を聞くことです。普通であればなかなかアポイントが取れないような相手であっても、北國新聞の記者だと伝えると、私のような若輩者も社長さんに会うことができます。それは、取材相手の方が、地元の人が読んでいる北國新聞に、きちんとした記事を載せてほしいと思うからだと感じています。
「あの記事、読んだよ」と反応があること。これが、私の思う、北國新聞社で働く醍醐味です。

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