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先輩たちの声

VOICE06

販売局販売部

てらした・まさし

寺下 将司

2014年入社、明治大学卒

読者増へ販売所と信頼築く

 販売局の役割は、毎日決まった時間に読者に新聞をお届けすること、そして北國新聞の読者を一人でも増やしていくこと、この2点があげられます。
 私が担当するエリアは、石川県の最北端に位置する奥能登地区です。47ある販売所を日々訪問し、配達体制を点検したり、どうしたら新しい読者を開拓できるか、販売所長と話し合い、作戦を練っています。ひと言で販売所といっても、地域性や経営規模が異なるため、マニュアルは当然通用しません。いかに地域性を理解し、その販売所に合った経営戦略をプレゼンテーションできるかが重要となってきます。
 新規読者を獲得するための方法をめぐり、あるベテラン所長と意見が分かれたことがありました。何度も販売所に足を運び、私の提案したひと手間掛かる新規読者開拓案に「わかった」と言ってはくれたものの、何か納得しきれない表情でした。しかし、数か月後、目に見えて成果が現れると「汗をかいて取り組んだ甲斐があった。君を信じてよかった。これからも頼むよ」との言葉をもらいました。読者が増えたこと以上に、所長から信頼を得た喜びは大きなものでした。
 販売所の先には大勢の読者がいます。読者は「宝」です。本社と販売所との信頼関係が、読者との信頼にも繋がっていくのです。毎日、丁寧に新聞を配達してくれる販売所と強く結びつき、励まし、支えていくことが、その先の大切な「宝」を守り、増やしていくことになると思っています。販売局の仕事は、奥深く、やりがいのある日々の連続です。

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